この記事がおすすめな人
子供に良い習慣を身につけさせたい
コツコツ努力できる子になってほしい
小学校の入学準備に向けて子供の勉強方法について考えています
現在ほぼ毎日10分程度の自宅学習を子供と継続していますが、苦手と思われる分野の勉強はなかなかしてくれません
そこで今回は菊地洋匡さんの著書である「小学生の勉強は習慣が9割」から応用できるものを探してみました
大切なこと
①SMARTゴールの設定
子供向けには「かきくけこのルール」
か:関連性がある・・・計算ドリル
き:期限をきめる・・・今週末までに
く:具体的・・・第○○回
け:計測できる・・・3ページ
こ:これならできる・・・基本問題集
②親のサポート
ご褒美:習慣化できるまでずっとあげる
遠く(未来)の目標は割引される:子供の1年は大人よりずっと長い
過干渉は子供の人生の幸福度低下:完璧主義はダメ
親が何事も変えていけると本気で信じる:子供に影響していく
子供の成長を楽しむ
なぜ習慣を変える必要があるか?
行動のほとんどは習慣に支配されている
(なんとなくを繰り返して現状を好んで変化を嫌う)
理想の未来を手に入れるには現状(習慣)を少しずつ変化していく必要がある
そこで大きな目的(中学受験など)を達成するための、小さな目標(SMARTゴール)の設定と達成を続けることで習慣化へ
①目的に繋がる行動をとる
②期限をきめる
③行動目標は具体的に数値化できるものを
④これならできる少し背伸びをした目標
上記4つを満たす目標を設定することで達成率がup
でも初めの一歩ができない・・・
そんな場合はスモールゴールの設定やif-thenプランプランニングが有効
if-thenプランニングをすることで高校生の夏休みの勉強量が2倍になったとのデータがある
スモールゴールの設定は勉強時間を短く区切る、帰宅したらカバンから勉強道具を机に出すなど何も苦にならないところから開始
if-thenプランニングは「どこで・どうやって・どんな手順で」実施するかをくわしく設定することで習慣化を助けたり、誘惑に直面した際の対処法をあらかじめ決めておく方法
「○○になったら□□する」・・・と決めるだけ
朝起きてきたらドリル1ページ、夜ご飯食べて19時になったらドリル1枚ページ等で子供と実施してみようかな
まとめ
受験等の遠い目的を設定した場合、子供には遠すぎ(未来)て行動することができない
そこで親がSMARTゴールを設定し、子供が目標達成を続けていくことで習慣化を身に着けることで目標に近づいていく
また、遠い未来の自分を身近に感じる方法として受験等での「合格したつもり」になって「過去の自分」を振り返るなどの方法がありました
なにをどのように頑張ったかなど、軌跡を想像することで、より未来を身近に感じるとのこと
子供が目的達成に向けて一つ一つ成長していくことを楽しみながら一緒に実践していくことが学べる良い本でした
子供の習慣化にもっと知りたい場合は一度読んでみることをお勧めします