算数の成績と将来の年収は相関関係があることが報告がされています
そこで、息子と娘にも算数の苦手意識をなくし、得意科目になってほしいと思い日々模索しています
今回は小野田博一さんが書かれている「13歳からの算数・数学が得意になるコツ」から子供の教育につかえる方法がないか探してみました
算数(数学)が苦手な子供を持つ親
算数や数学がもっと得意になりたい方
- 勉強方法では苦手を克服することはできない
- 親は子供が興味を持って好きになっていくようにサポート
- 算数に限らず、他の勉強でも使えそうな方法が多数記載
- 好き(興味有)になったら一気に、徹底的に勉強する
以下、本書の内容で実践できそうな部分をリストアップしてみます
- いやいやながらの勉強はしてはいけない
- 好きなことをしよう
- 分からないとき自己の能力につなげて考えてはいけない
- 理解できない時に凍りつくな
- 忍耐力はいらない
- 嫌なことは我慢してはいけない
- 数学で暗記はナンセンス
- トレーニング
- 小説を読もう
- 問題集
- 上級者向け
- 子供に対して親ができること
①~⑥はいかに算数を嫌いにならないようにして、好きな方向へもっていくかが書かれています
子供の集中力が切れている状況での継続や、間違えた際になんで分からないの?と子供に言ってしまうことは、算数に限らず興味や関心を持つことに非常にマイナスになる
⑦の暗記はナンセンスは非常に同感で、子供に理解してもらえるような説明が大事
⑧記憶力増強のトレーニングとしてトランプでの神経衰弱や、思考の持久力を高めるジグソーパズル、緻密な作業の訓練としてプラモデルの組み立てがあげられています。
長男はガンプラを作るのが好きなのでこのまま継続しつつ、神経衰弱にチャレンジしてみようと思います
⑨意外だったのが小説(短編or長編)が良いとのこと
日常生活から離れて別世界(数学の世界)に没頭する訓練になる(現代ものは避ける)
小学校高学年になるまでは絵本等で代用できるかな?
⑩問題集はレベルに合ったものを使用して楽しい思いをする
新しいことを学んだら、多くの問題と解説を読むことで簡単に解ける感覚を養う
解けない問題があっても平気(くじけない)になったところで難問に徹底的に取り組む
⑪上級者向けのテクニックとして問題の視覚化、見方を変える、考えやすい問題へ変形、状況の設定などを利用した難問の解説があります(小学校、中学校では関係なさそう?)
⑫親ができること
子供が勉強でも遊びでも関心を持って打ち込んでいるときは邪魔しない
親がわからないことを逆に子供に聞いてみる=子供に答えようと努力する熱意が生まれる
終わりに
記載した内容は本書の内容の一部分であり、わずか100ページ程度の内容でこれほど多くのことを学べた本はいままでありませんでした。
時間があるときに著者の他の本も読んでみたいと思いました。「13歳からの倫理ノート」「13歳からの頭がよくなるコツ大全」「数学難問best100」などなど